スペイン語(会話・文法)を3ヶ月で効率よく習得するおすすめ勉強法

現在わたしは南米にて現地人とスペイン語を使って仕事をしていますが、着任時はスペイン語をまったく知りませんでした。本記事ではわたしのスペイン語学習経験を踏まえて、初学者がスペイン語をわずか3ヶ月で効率よく習得する方法を紹介します。 

この記事は以下を考えているあなたにおすすめです。

第二外国語でスペイン語を選択した・する人

スペインや中南米へ出張や旅行を計画している人

スペイン語は決して難しくない

日本人にスペイン語は実はそこまで習得が難しい言語ではありません。いやいや英語ですら習得に大量の時間を費やしたのに…と思う方もいるかも?

難しくないと言える理由は以下の3つになります。

発音がローマ字読み

英語では母音の読み方が複数あるなどの発音の難しさが習得の足かせとなる場合があります。しかしスペイン語は単語をローマ字読みするだけですので、わたしたちにとっては朗報です。

綴りを覚える必要がない

アラビア語やロシア語とは違い、スペイン語は英語と同様にアルファベットを使っています。単語の前に記号を覚えなければいけない!といった煩わしさはありません。

会話理解のために習得が必要な単語数が少ない

会話を8割以上理解するために必要な単語数は言語によって異なります。例えば中国語やドイツ語は5000語、英語は3000語ですが、スペイン語は1800語程度と英語の約6割程度で十分とされています。

 スペイン語(会話・文法)を3ヶ月で効率よく習得する勉強法

 文法の基礎を習得する

英語と同様に文章の内容理解や次の単語を予想しながらリスニングをするために、まずは文法の理解が必要です。ただし、いきなり全ての文法項目を理解する必要はありません。文法学習の要点をまとめますので、参考にしてください。

発音方法を理解する

先ほど紹介したように大部分はローマ字読みですが、例外があります。これら例外発音に慣れてしまいましょう。

Y : ジャ行の発音になります。Yo(私)はジョと読みます。

H : この子音は発音しません。Hotel(ホテルの意)はオテルになります。

LL : ジャ行で読みます。llmar(呼ぶ)はジャマールです。

    ただし国によってはシャ行になる場合(アルゼンチン)もあります

Ñ : ニャ行になります。Niño(男の子)はニーニャと発音します。

RR : 巻き舌でRを発音します。Perro(犬)のR部分は巻き舌です。

スペイン語文法の参考書を購入する

日本語で勉強したい方には「やさしいスペイン語文法」がおすすめ。CD付きでリスニングを鍛えられる他、本の前半部分はカタカナで単語の読み方が書いてあるので発音練習もできます。

英語のニュアンスを参考にして勉強したい人は「Complete Spanish Grammar」をおすすめします。馴染みのある英語文法に対応させながら説明がある上、練習問題が豊富に用意されています。

頻出文法を優先的にマスターする

スペイン語は接続法など英語以上に文法項目があります。しかし実際にはあまり使わない時制があるので、一度に全てを習得する必要はありません。優先的にマスターすべき文法は以下になります。

  • 現在形
  • 過去形(点過去・線過去)
  • 完了形
  • 進行形(現在・過去)

未来形や接続法は「そんな概念もあるんだなぁ」と認識するだけに留めて、上記項目を使いこなせるようになった後で挑戦するようにしましょう。

頻出単語を暗記する

英語も同じですが単語を知らなければ、音が聞こえても意味がわかりません。まずは日常生活に出てくる頻出単語を単語帳で暗記しましょう。ちなみに単語帳に載っていないような珍しい単語は聞き返せばよいのです。

わたしが実際に使用した単語帳は「これなら覚えられる!スペイン語単語帳」と「Practice Makes Perfect Spanish Vocabulary」の2冊です。

「これなら覚えられる!スペイン語単語帳」はイラストが豊富な本で、収録語も基本的なものに絞られており初学者に最適です。

「Practice Makes Perfect Spanish Vocabulary」は英語/スペイン語の単語帳ですが、長文等の例文が豊富です。文章を読みながら実際の使い方を学べる良本。

挨拶など典型的な会話表現を覚える

挨拶や自己紹介などで使うフレーズを毎回頭で考えながら話すことはありませんよね?スペイン語も同じです。ですので、「はじめまして」、「~をして頂けると幸いです」「~がしたい」などの頻出フレーズを覚えてしまいましょう。

私が今も利用している参考書は「Practice Makes Perfect Spanish Conversation」です。

英語の参考書ですが、シチュエーション別の短い会話がふんだんに収録されています。各会話のニュアンスの説明のほか、単語の意味を併せて記載されていて勉強を進めやすくなっています。

ネイティブスピーカーと会話して表現と単語を洗練させる

文法・単語・基本フレーズを学んだあなたであれば、もう日常レベル程度の会話をすることができると思います。次の段階として、より自然な表現や語彙量を増やすためにスペイン語のネイティブスピーカーと接点を持ちましょう。

日本であれば、「Meetup」等のイベントサイトで文化交流等のイベントに参加して会話する・友達を作ってチャットをしましょう。相手も日本文化を知りたくて参加しているので、会話のネタが尽きることがありません。

よりおすすめなのがスペインや中南米にホームステイをすること。言語は文化に根付いて発達したものなので、現地の生活を肌で感じておくと言語学習が捗ります。また嫌でも目にスペイン語が入ってくるので、単語の習得速度が飛躍的に上がります。

スペイン語シャワーで耳をスペイン語に慣らす

ネイティブスピーカーとの会話を振り返ってみると、知っているはずの単語を聞き取れていないことに驚くと思います。特に「L」、「R」、「RR」の区別ができないと思います。ちなみに私は今でも完璧に聞き分けることはできず、文脈で聞き分けをしています。

そんなあなたにおすすめなのがスペイン語の音楽やニュースサイトを毎日聴くことです。たとえばShakiraの歌やNHKnewsスペイン語版を聴いてみましょう。まず最初に歌詞やスクリプトを確認して、その後に何度も繰り返し聴いて単語を聞き分けられるようになりましょう。

このスペイン語シャワーを浴びることで聞き分けができるようになる上に、会話のネタを作ることができます。

 おわりに

いかがでしたでしょうか?紹介した効率的な勉強法でスペイン語を学び、世界中の人々と会話を楽しみましょう!