LINEで旅行や生活費の立替精算計算できるようにした話

旅行や同棲・夫婦生活の中で何かを一旦立て替えることがあると思います。

1、2件の立替なら計算も簡単ですが、件数が増えると計算が面倒ですよね。
お金というデリケートな話題なので、計算に間違いや精算項目の抜け漏れがあると2人の仲がギクシャクしかねません。

ギクシャクするのが嫌なので、今までは以下のように精算計算していました。

  1. 立て替えた時にLINEにメモする
  2. エクセルで精算金額を計算する
  3. 精算する

しかし不満もたくさんありました。例えば、

  1. エクセルへの転記が二度手間
  2. 立替履歴を残そうとするとエクセルのシートが増える
  3. スマホだとエクセルの編集がしづらい

そこで今回、LINE上で立替情報の登録から精算金額の計算、履歴の保管までできるようにしたので紹介します。

作ったもの

LINE@を使ってBOTの精算猫さんを作成してお友達になりました。

LINE BOTとはLINEアプリ上で動く自動応答プログラムのことです。
下の画像のようにキーワードを話すと、対応した内容を自動で返信してくれます。
立替精算LINE BOT精算猫の応答例
「人間同士がやるとギクシャクしがちなこと」を精算猫さんがやってくれます。

LINE BOTでできること

精算猫さんがやってくれるのは以下の6つ。

  1. 立替内容の記録
  2. 未精算リストの表示
  3. 精算金額の計算
  4. 誤入力内容の削除
  5. 過去の立替履歴保管
  6. 立替記録忘れ防止用リマインダ

頻繁に使う「1.立替内容の記録」と「2.未精算の立替内容リストの表示」、「3.精算金額の計算」は
精算猫さんに簡単に聞けるようリッチメニューを設定しています。
対応する画像を押すだけで精算猫さんが答えてくれます。
立替精算LINE BOT精算猫のリッチメニュー
以下ではそれぞれの機能を説明します。

1. 立替内容の記録

やってる事は下の図の通りです。
LINE BOT精算猫を通じた立替内容の記録フローチャート
「フォーム」と話しかけると、立替内容を入力するためのGoogleフォームのURLが帰ってきます。
フォームに「誰が」「誰に」「何を」「いくら」立て替えたか入力すると、その内容がスプレッドシートに記録されます。
そしてその内容を精算猫さんが2人に報告してくれます。
実際のやりとりはこんな感じ。
立替内容を記録する際のLINE BOTとのやりとり

2. 未精算リストの表示

未精算の立替内容リストを知りたいときは「現状」と話しかけます。
こんな流れでスプレッドシートの情報を呼び出して、リストの形で教えてくれます。
未精算リストを確認する際のLINE BOTとのやりとり

3. 精算金額の計算

「精算金額」と話すと未精算リスト表示の時同様に、スプレッドシートでの計算をもとに精算金額を提示してくれます。
誰がいくら払えばよいか簡潔に教えてくれるので、とてもわかりやすい。
精算金額を教えてもらうときのLINE BOTとのやりとり

4. 誤入力内容の削除

人間なので間違って立替内容を入力することもあります。
そんなときはスプレッドシートを直接編集するのもありですが、
スマホからだと編集しづらいので精算猫さんに記録を一旦消してもらいましょう。
未精算リストで間違った内容の番号を確認して、「番号 削除」で消してくれます。
記録を消したときは2人に仕事ぶりを報告してくれます。
誤入力を削除する際のLINE BOTとのやりとり

5. 過去の立替履歴保管

「精算した」と精算猫さんに報告すると、未精算リストに精算した日付情報を登録してリストから除外してくれます。
あくまで未精算リストから除外しただけで、スプレッドシートに過去の履歴として残してくれます。
「そういえばあの精算どうしたっけ?」といった時には、「リスト」と頼めばスプレッドシートを確認できます。
LINE BOTへの精算実施連絡とリストの確認方法

6. 立替記録忘れ防止用リマインダ

バタバタしてて登録を忘れると借りた人が得してしまいます。
不公平を気にしている精算猫さんは週1回、立替登録を忘れていないか確認してくれます。
LINE BOTからのリマインダ

精算猫BOTの作り方

精算猫はLINE@とGoogle Apps Scriptを利用しています。
事前に必要なものは以下の2つのみで、無料で作成できます。

  1. Googleのアカウント
  2. LINEのアカウント

今回紹介した立替精算お助けLINE BOTの作り方をこちらのnoteにて解説しています。
無料範囲ではLINE@の登録から立替情報の登録と情報が記録されたスプレッドシートを呼び出すまでのBOTの作成手順を、
有料範囲にて今回紹介したすべての機能をもったBOTの作成&リッチメニューの作り方を解説しています。
noteを購入いただけた方には技術サポートもしますので、ご購入をご検討おねがいします。